ああ、むかしは、 民の満ちみちていたこの都、 国々の民のうちで大いなる者であったこの町、 今は寂しいさまで座し、やもめのようになった。 もろもろの町のうちで女王であった者、 今は奴隷となった。
シオンの門は嘆き悲しみ、 シオンは荒れすたれて、地に座する。
またエルサレムには大いなる王たちがあって、川向こうの地をことごとく治め、みつぎ、関税、税金を納めさせたこともあった。
ソロモンはユフラテ川からペリシテびとの地と、エジプトの境に至るまでの諸国を治めたので、皆みつぎ物を携えてきて、ソロモンの一生のあいだ仕えた。
恐れてはならない。 あなたは恥じることがない。 あわてふためいてはならない。 あなたは、はずかしめられることがない。 あなたは若い時の恥を忘れ、 寡婦であった時のはずかしめを、 再び思い出すことがない。
この町は勝ち誇って、安らかに落ち着き、 その心の中で、 「ただわたしだけだ、わたしの外にはだれもない」と 言った町であるが、 このように荒れはてて、 獣の伏す所になってしまった。 ここを通り過ぎる者は 皆あざけって、手を振る。
われわれの冠はこうべから落ちた。 わざわいなるかな、われわれは罪を犯したからである。
叫び声で満ちている者、 騒がしい都、喜びに酔っている町よ。 あなたのうちの殺された者は つるぎで殺されたのではなく、 また戦いに倒れたのでもない。
エホヤキムは金銀をパロに送った。しかし彼はパロの命に従って金を送るために国に税を課し、国の民おのおのからその課税にしたがって金銀をきびしく取り立てて、それをパロ・ネコに送った。
彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。
その時、海の君たちは皆その位からおり、朝服を脱ぎ、縫い取りの衣服を取り去り、恐れを身にまとい、地に座して、いたく恐れ、あなたの事を驚き、
シオンの娘の長老たちは地に座して黙し、 頭にちりをかぶり、身に荒布をまとった。 エルサレムのおとめたちはこうべを地にたれた。
ああ、主は怒りを起し、 黒雲をもってシオンの娘をおおわれた。 主はイスラエルの栄光を天から地に投げ落し、 その怒りの日に、 おのれの足台を心にとめられなかった。
ああ、全地を砕いた鎚はついに折れ砕ける。 ああ、バビロンはついに国々のうちの 恐るべき見ものとなる。
シャパンの子であるアヒカムの子ゲダリヤは、彼らとその配下の人々に誓って言った、「カルデヤびとに仕えることを恐れるに及ばない。この地に住んでバビロンの王に仕えるならば、あなたがたは幸福になる。
わたしはエルサレムを荒塚とし、山犬の巣とする。 またユダの町々を荒して、住む人もない所とする」。
よきおとずれを伝え、平和を告げ、 よきおとずれを伝え、救を告げ、 シオンにむかって「あなたの神は王となられた」と 言う者の足は山の上にあって、 なんと麗しいことだろう。
捕われたエルサレムよ、 あなたの身からちりを振り落せ、起きよ。 捕われたシオンの娘よ、 あなたの首のなわを解きすてよ。
黎明の子、明けの明星よ、 あなたは天から落ちてしまった。 もろもろの国を倒した者よ、 あなたは切られて地に倒れてしまった。
もろもろの部族すなわち主の部族が、 そこに上って来て主のみ名に感謝することは、 イスラエルのおきてである。
そしてこの地はわれわれの罪のゆえに、あなたがわれわれの上に立てられた王たちのために多くの産物を出しています。かつ彼らはわれわれの身をも、われわれの家畜をも意のままに左右することができるので、われわれは大いなる苦難のうちにあるのです」。
ある人々は言った、「われわれは王の税金のために、われわれの田畑およびぶどう畑をもって金を借りました。
パロ・ネコは彼をハマテの地のリブラにつないで置いて、エルサレムで世を治めることができないようにした。また銀百タラントと金一タラントのみつぎを国に課した。
主なる神はわたしの耳を開かれた。 わたしは、そむくことをせず、 退くことをしなかった。
彼はユフラテ川からペリシテびとの地と、エジプトの境に至るまでのすべての王を治めた。
その時あなたは心のうちに言う、 『だれがわたしのためにこれらの者を産んだのか。 わたしは子を失って、子をもたない。 わたしは捕われ、かつ追いやられた。 だれがこれらの者を育てたのか。 見よ、わたしはひとり残された。 これらの者はどこから来たのか』と」。
主はこう仰せられる、 「ヤコブのために喜んで声高く歌い、 万国のかしらのために叫び声をあげよ。 告げ示し、ほめたたえて言え、 『主はその民イスラエルの残りの者を救われた』と。
みな預言者エレミヤの所に来て言った、「どうかあなたの前にわれわれの求めが受けいれられますように。われわれのため、この残っている者すべてのために、あなたの神、主に祈ってください、(今ごらんのとおり、われわれは多くのうち、わずかに残っている者です)
主なる神はこう言われる、わたしはこのエルサレムを万国の中に置き、国々をそのまわりに置いた。
わたしはまたあなたがたの町々を荒れ地とし、あなたがたの聖所を荒らすであろう。またわたしはあなたがたのささげる香ばしいかおりをかがないであろう。
わたしはあなたがたを国々の間に散らし、つるぎを抜いて、あなたがたの後を追うであろう。あなたがたの地は荒れ果て、あなたがたの町々は荒れ地となるであろう。
「万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、あなたがたはわたしがエルサレムとユダの町々に下した災を見た。見よ、これらは今日、すでに荒れ地となって住む人もない。
それゆえ、わたしは怒りと憤りをユダの町々とエルサレムのちまたに注ぎ、それを焼いたので、それらは今日のように荒れ、滅びてしまった。
わたしはわが愛する者を呼んだが、 彼らはわたしを欺いた。 わが祭司および長老たちは、その命をささえようと、 食物を求めている間に、町のうちで息絶えた。
「人の子よ、ツロはエルサレムについて言った、『ああ、それはよい気味である。もろもろの民の門は破れて、わたしに開かれた。わたしは豊かになり、彼は破れはてた』と。